プログラムに関連する技術などを紹介します。自製品の宣伝もかねていますので、お気に召したらリンク踏んでやってください。
※Ubuntu9.10のサーバ環境設定を作りました。
9.04→アップデートではなく最初から9.10を使用する場合は
そちらをご参照ください。
Apache、PHP5、postgreSQL、perlの環境構築を目指します。
目指すとは、当方で動作確認した方法もあわせて記載することに
より、参照された方にも動作環境を確認していただき、完成をご
確認いただくといった意味合いです。
なお事前に固定IPにしてあることを前提としています。
またroot権限で作業をしていることを前提としています。
・Apache2
・PHP5
・PostgreSQL
・phppgadmin
・Perl
(1)パッケージのインストール
注)表記してあるもののみを選択します。 関連とは依存パッケージのことで、
たとえば”php5”などを選択すると、自動的に依存パッケージが表示されます。
作業者が能動的に選択する必要はありません。
(2)Apacheの確認
(3)Perlの確認
(4)PHPの確認
(5)postgresqlの設定
(6)postgresのユーザ追加
(7)phppgadminの確認
(8)phppgadminの設定変更
(9)/var/wwwでPerlを実施するための設定
9.04→アップデートではなく最初から9.10を使用する場合は
そちらをご参照ください。
Apache、PHP5、postgreSQL、perlの環境構築を目指します。
目指すとは、当方で動作確認した方法もあわせて記載することに
より、参照された方にも動作環境を確認していただき、完成をご
確認いただくといった意味合いです。
なお事前に固定IPにしてあることを前提としています。
またroot権限で作業をしていることを前提としています。
・Apache2
・PHP5
・PostgreSQL
・phppgadmin
・Perl
(1)パッケージのインストール
synapticパッケージマネージャを起動し、 以下のものをインストールします。 ・"apache2"および関連 ・"php5"および関連 ・"postgresql"および関連(8.3) ・"php5-pgsql" ・"phppgadmin" |
たとえば”php5”などを選択すると、自動的に依存パッケージが表示されます。
作業者が能動的に選択する必要はありません。
(2)Apacheの確認
ブラウザを起動し、アドレスにIPアドレスを 入力してください。 左のような画面が表示されればOKです。 |
(3)Perlの確認
(4)PHPの確認
PHPスクリプトは、デフォルトで/var/www/に配置できるようになって います。以下の内容でtest.phpを作成してください。
作成したら、chmodで実行権限 をつけます。
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||||
ブラウザを起動し、アドレスを入力して ください。IPアドレスが192.168.1.92の 場合は、 http://192.168.1.92/test.php になります。 左のような画面が表示されればOKです。 |
(5)postgresqlの設定
ここは他よりしんどい作業になります。注意して作業を行ってください。 postgresはデフォルトのデータベースが日本語に対応していません。 なのでデータベースそのものをどうにかしなければなりません。 今回はデータベースを再生成します。 なおここでご紹介する手法では、古いデータベースの内容を破棄します。 なので、postgresの導入直後に作業することをお勧めします。 以下、Ubuntu端末画面のコマンド入力です。なおコマンドが長くなっているため、 一部改行してしまっています。注意してください。 薄い青字は注釈です。オレンジはメッセージです。実際はこの色で表示されません。 バージョン(下記では8.3)が変わっている可能性がありますので注意してください。 |
||
root@ubuntu:/home/yellow# /etc/init.d/postgresql-8.3 stop * Stopping PostgreSQL 8.3 database server [ OK ] → postgresを停止 root@ubuntu:/home/yellow# cd /var/lib/postgresql/8.3/ → DB本体のファイルがあるディレクトリに移動に root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# mv main main.backup → 旧DBを念のためバックアップ(移動) root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# mkdir main → 新しいDB用のディレクトリを生成 root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# chown postgres:postgres main → ディレクトリオーナの変更 root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# su - postgres → 権限をpostgresに変更 postgres@ubuntu:~$ /usr/lib/postgresql/8.3/bin/initdb -D /var/lib/postgresql/8.3/main -E UTF8 --no-locale The files belonging to this database system will be owned by user "postgres". This user must also own the server process. The database cluster will be initialised with locale C. The default text search configuration will be set to "english". (中略) Success. You can now start the database server using: /usr/lib/postgresql/8.3/bin/postgres -D /var/lib/postgresql/8.3/main or /usr/lib/postgresql/8.3/bin/pg_ctl -D /var/lib/postgresql/8.3/main -l logfile start → データベースファイルを生成(※1) postgres@ubuntu:~$ exit logout → postgres権限終了 root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# ln -s /etc/postgresql-common/root.crt main/root.crt (※3) root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# ln -s /etc/ssl/certs/ssl-cert-snakeoil.pem main/server.crt (※3) root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# ln -s /etc/ssl/private/ssl-cert-snakeoil.key main/server.key (※3) → DBに必要なシンボリックリンクを作成(3つ) root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# /etc/init.d/postgresql-8.3 start * Starting PostgreSQL 8.3 database server [ OK ] → postgresを起動(※2) root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# |
||
※1:デフォルトだと「--no-locale」オプションがないため、2バイト文字が扱えません ※2:ここで起動失敗(OKではなくfail)が出るようであれば、手順が誤っています。 作成したmainディレクトリを削除し、作業をやりなおしてください。 どうしてもダメだった場合、main.backupをmainに書き戻してください。その際 日本語はDBデータとして使えません。 ※3:この手順はUbuntu9.04/Postgresql8.3の手順です。 |
(6)postgresのユーザ追加
postgresユーザ(DBアクセス専用)を追加します。 このユーザはPostgresDBに登録され、Linuxユーザには登録されません。 今回はサーバで複数のユーザを扱うことを想定していません。 PHP経由でスーパユーザアクセスのみ想定しています。 以下、Ubuntu端末画面のコマンド入力です。なお薄い青字は注釈です |
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root@ubuntu:/home/yellow# su postgres → 権限をpostgresに変更 postgres@ubuntu:/home/yellow$ createuser -P xxxxxx → xxxxxxというユーザを作成(適宜変更してください) Enter password for new role: Enter it again: → パスワードの入力&再入力 Shall the new role be a superuser? (y/n) y → スーパーユーザー権限の付与 postgres@ubuntu:/home/yellow$ exit →postgres権限の終了 |
(7)phppgadminの確認
デフォルト状態では、Ubuntuのローカルアクセスにしか対応していません。 とりあえずローカルから確認します。 |
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ブラウザを起動し、アドレスを入力してください。 アドレスは、 http://127.0.0.1/phppgadmin/ です。 左のような画面が表示されればOKです。 |
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左袖の「PostgreSQL」をクリックすると、 ユーザ名とパスワードの入力を求められます。 (6)で登録したものを入力します。 |
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認証に成功すると、左のような画面が出ます。 ここでDB作成や編集など、一通りの作業が出来ます。 |
(8)phppgadminの設定変更
(7)でも書きましたが、phppgadminはデフォルト状態でローカルアクセス (http://127.0.0.1/かhttp://localhost/)にしか対応していません。 必要に応じ変更することができます。必須ではありません。 まず、/etc/phppgadmin/apache.confを修正します。
http://192.168.1.*/からアクセスできるように変更しました。 変更を適用するには、apacheを再起動してください。
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(9)/var/wwwでPerlを実施するための設定
/etc/apache2/sites-available/default を編集します。 以下のエントリ(/var/www)のオレンジの部分を追加します。 |
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<Directory /var/www/> Options Indexes FollowSymLinks MultiViews +ExecCGI AddHandler cgi-script .cgi .pl AllowOverride None Order allow,deny allow from all </Directory> |
|||
変更を適用するには、apacheを再起動してください。
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