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そもそも仁は、タイムスリップのお話。

タイムスリップしたという人は、少なくとも公的には
存在しない。
なので、本当の意味での正解はあり得ない。
あるとすれば、「JIN-仁-」というお話の中での正解。


ドラマは、原作とは違う終わり方をした。

原作では、咲は幸せを掴んだ(はずだが、詳細は
描かれていない。)
仁はある種の寂しさを抱えたまま咲の幸せを見届
け、新たな幸せへと歩みだす。
その代わりに、理論的な整合性が破綻し、すべて
SFだから、というような結論になった。
整合性が欠けているがゆえに、読者は煙に巻かれ
たかのような印象を受け、消化不良を起こしたよう
な反応がかなり出た。


ドラマでは、仁も咲も、男女としての幸せはつかめ
なかった。
しかしそれぞれの思いはしっかりと抱えたまま、
それぞれが時の狭間へと消えた。
理論的な整合性は、一応つじつまが合った。(所詮
SFなので、つじつまが現実世界において正しいと
いう証明はできない。)
これなら視聴者の消化不良は出ないだろう。



一応ほぼ丸く収めた格好で終幕を迎えた。
脚本にかかわった方のご努力は、すばらしいもの
だったと思う。
原作と別物になった(脚本でそうした)ため単純な
比較は出来ない。

しかし原作→ドラマの順番で見た場合どっちもあり
かなと思うが、逆にドラマ→原作で見た場合は、
原作なんだこりゃという風に感じてしまうと思う。

やっぱりドラマの脚本は、いいのだろう。
(原作ファンとしては、いまいち納得がいかない。)



そのほかに、今回は「味のある役者」がほとんど
(話の進行上)役割を果たさなかったが、それでも
キッチリ話を構成しきった。

演出さんと、それぞれの役者さんがいい仕事をし
たと思う。

特に、前作がなければこの味は出せなかったと
思う。
前作の助走と今作をあわせた思い入れと努力が、
最良の結果を生んだのだと思う。



総合的に。

完結編の最初のほうは、バタバタとした印象だった。

しかし中盤で盛り返し、最後のほうでは十分な流れ
に乗っていたと思う。

しかし最終話でのどんでん返し的な要素が非常に
弱く、あまり素直に感動できなかった。
しかしこれは「JIN-仁-」の世界観が持つ本質的な
問題であり、ドラマの問題ではない。

ドラマは、演者さん、脚本や演出などスタッフさん
とも、非常によい仕事をしたと思う。

よいものを見せてもらいました。

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 JINは、やっぱり名作だ。



前回までチクチク批判をしていました。

しかし今回は明白に前回までと違い、人間の描写を
キッチリ丁寧にやっていました。

原作は原作として、ドラマとしての独自の色がしっかり
出ていたと思います。

内容は、前回のとおり竜馬が切られます。

あとは・・・。



さて、次回は最終回です。

最終回の結末ですが・・・。

私の記憶によると、現時点ではドラマ関係者以外はわ
からない筈です。

原作では黒幕が三隅であることに終盤ギリギリまで
仁が気づかず、襲撃されてしまいます。

今回で三隅の正体が割れてしまっているので、まず
間違いなく失脚するでしょう。

また原作で仁が「生ある限り」なんて覚悟はする暇も
なく切られます。

野風も仁の近くにはいません。

これらから、ドラマでは原作と違う結末になると思いま
す。少なくとも私にはそう見えます。



以前にも書きましたが、原作は既に完結しています。

これで、こんどこそ、仁の世界とはお別れです。

次回を楽しみに待ちたいと思います。



停電だけが怖いです。

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今回は非常に書きづらい。

一応ドラマを見ていない人のために、ストーリーを書かないで
記事にするという方針を、このブログではとっています。

しかし京都で竜馬とか言ってしまったら、もう結論はひとつしか
ないと思います。

竜馬もそれに気づいており、仁がそうならないように竜馬を守ろ
うとしていることに気づきます。

詳しくは本編の方を、ということで。


今回のものは、2つ考えが浮かびました。

ひとつは、この局面の芝居の難しさです。

非常に重篤な状況であるため、なにをどう演じていても「先は
どうなるんだろう」という感覚ばかりが先行してしまい、どうも
芝居に目が行きません。

竜馬(内野聖陽)も、どうもかみ合っていない感じが、なんとな
くしてしまいました。



もうひとつは、前作の秀逸さです。

そもそもこういうお話は、紆余曲折の上で主人公やその一派
が活躍し、前に進んでいくということが読み手や視聴者の共感
を得て、良作になるのだと思います。

前作では仁の医術的な活躍が、非常にバランスのよい配置
で描かれていました。


今作は幕末絵巻が非常に色濃くかかれています。

また仁自身も、神が仕組む運命や仁へのねたみなどにに延々
と取り付かれている状況です。

つまりどうあっても主人公側の活躍は薄く、追い詰められるば
かりで爽快感がまったくないのです。

これでは、なにか見ていて疲れるばかりである気がします。



次回は大きな転換点になり、恐らく幕末絵巻もそこまでとなると
思います。

あくまで予想ですが、放送時間拡大なのでなんの結論も出ない
とかはないと思います。

見逃せない回となるでしょう。

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なぜか前回の記事がアップされていないのは気にしないで
ください。単なる手違いですが、書き直す気もありません。



今回の半分は、竜馬の大政奉還に係わるお話でした。

半分は仁に係わるお話。



そもそも私は日本史に詳しくなく、竜馬や大政奉還などは
全く覚えていません。

JINの本編でもその辺の描写は覚えていません。

あったかどうか、記憶にありません。


しかし個々最近特に、「仁の頭痛」というギミックに捉われ
すぎな気がします。

ドラマの頭痛は、歴史に逆らった罰のような描写になって
います。


しかし原作ではもっと違った印象を、私は受けました。

仁がいた未来へつながる歴史から外れたときに、仁の
存在そのものが危なくなり、仁が消滅する警告として描写
されていたように思います。

そもそも「何者かによる歴史を変える罰」ならば、その何者
かがタイムスリップをさせること自体が矛盾してしまいます。


またこれ以降は史実(物語の中ではない、一般的な方)に
大きく絡む描写がたくさん出てきます。

このままだと頭痛の頻度が増えすぎて、まともに物語が
進まなくなりそうで怖いです。

描写がクドすぎて物語の筋が見えづらくなるのはご勘弁
いただきたいです。


今回は演者さんの芝居は、演出的にかなり力を入れて
いたように思います。

しかしストーリーの展開による場面の切り替えが多すぎ、
またそれらの関連性が薄く、更に両方のストーリーとも
それぞれ重要な場面であったため、頭の中がしっちゃか
めっちゃかになった感じでした。

かといってそれぞれのシーン25分ずつとかもおかしいし・・・。

難しい回だったのかもしれません。

最終回へのやむを得ない布石だったと捉えます。

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今回のは、非常に面白かった。

私は原作を知っているのでわりと穿った見方しか
できないのだが、今回は今シーズンの中で別格の
面白さだった。


竜馬というとヒーローとして描かれることが多いか
と思う。

しかし今回の竜馬は、汚れ堕落した竜馬だった。

竜馬が言うように、それが必要なものかはわから
ないし、仁が言うことが正しいかもわからない。

すべては現実の歴史とドラマJINの歴史がどこま
で変わるか、ないし変わらないかにかかっており、
その見せ方にかかっている。


ただちょっとだけ残念なのは、布石に重きを置き
すぎている点だ。

佐久間象山は、何回目の登場だろうか。

「歴史」に重きを置くため何度も登場しているの
だろうが、いい加減くどい気がする。

そもそも何を描くかというテーマがあってこそ、
布石が生きてくるのである。

どういう歴史を描こうとしているのかがわからな
い段階で布石の連発をかましているのは、軽薄
というか押し売りというか、なにか違うと思う。

ドラマとしての結論が結実したときに溜め込んだ
布石をどっと放出して、演技としての爽快感とと
もにストーリーや演出としての爽快感を出すのが
効果的だと思う。


が、そんな細かいことは置いておいても、今回
は100点以上の出来だと思う。

ストーリ、演者、演出、原作の引用具合やそれ
らのバランス。ほぼすべて満点かそれ以上。
(銃の崩し方がわざとらしかったが、時間の
都合であれ以上は、難しかったと思う。)

これからも期待の持てる回だったと思う。

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