忍者ブログ
プログラムに関連する技術などを紹介します。自製品の宣伝もかねていますので、お気に召したらリンク踏んでやってください。
Admin | Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

本文章では、以下の環境の構築をします。

OS
    WindowsXP SP3
導入するサービス
  Apache 2.2.16(スレッドセーフ、NoSSL)
PHP5.3.3
PostgreSQL8.4.4
そのほか
    PostgreSQLにてEUCでDBを作成


まず今回の記事は前回の記事とは異なり、PostgreSQL8.4系を使用
しています。

前回の8.4調査手順に致命的な誤りがあったため、書き直しをしたもの
です。(LinuxのPostgreSQLとの性質の違いに起因するものですが、
「勘違い」以上の何者でもないので割愛します。)





■使用したパッケージ
   以下のとおりです。
前回と一部アドレスが異なりますが、配布元サイトの再編成に
よるものと思われます。サーバ構成時に各自で検索しなおす
ことをお勧めします。

apache2.2.16
    ファイル名 2.2.16-win32-x86-no_ssl.msi
  アドレス httpd.apache.org/download.cgi#apache22
PostgreSQL 8.4.4
   ファイル名 postgresql-8.4.4-1-windows.exe
  アドレス www.postgresql.jp/PostgreSQL/
PHP 5.3 (5.3.3)
  ファイル名 php-5.3.3-Win32-VC9-x86.msi
  バージョン詳細  VC9 x86 Thread Safe (2010-Jul-21 20:29:51)
  アドレス windows.php.net/download/





■Apacheの設定
   以下の手順で行います。
e6c758f8.GIF インストーラを起動します。
Nextを押します。
29ba6bb2.GIF 規約を確認します。内容を確認できたら、
同意(I Accept...を選択)します。
Nextを押します。
9824a814.GIF Apacheに関する情報が表示されます。
確認したら、Nextを押します。
887ff626.GIF 本書ではローカルアクセスのみを想定して
います。メールサーバは立てません。
左記のように記入してください。
Nextを押します。
db1cfadd.GIF Typicalを選択します。
Nextを押します。
3f0ff7d5.GIF インストール先を選択します。
Nextを押します。
9e033fcd.GIF 最終確認です。
このままインストールを開始する場合は、
Nextを押します。





■PostgreSQLの設定
   以下の手順で行います。
user.GIF コントロールパネル「ユーザアカウント」で
ユーザ"postgres"をパスワード付で作成
しておきます。
postgresql01.GIF インストーラを起動します。
Nextを押します。
postgresql02.GIF インストール先を選択します。
Nextを押します。
postgresql03.GIF データディレクトリを指定します。
わからない場合はデフォルトのままで
大丈夫です。
Nextを押します。
postgresql04.GIF Windowsで作成したPostgresユーザの
パスワードを入力します。
Nextを押します。
postgresql05.GIF ポート番号を指定します。
Nextを押します。
postgresql06.GIF ロケールを選択します。
Japanese, Japanを選択し、Nextを
押します。
postgresql07.GIF 最終確認です。
このままインストールを開始する場合は、
Nextを押します。
postgresql08.GIF しばらくするとインストール完了画面が出ます。
今回はスタックビルダを使用しませんので、
チェックをはずしFinishを押します。
env.GIF マイコンピュータのプロパティを表示し、
[詳細設定]タブで[環境変数]ボタンを押し、
環境変数設定画面を起動します。
システム環境変数の"Path"を編集し、
インストールしたパスのbinディレクトリ(
"C:\Program Files\PostgreSQL\8.4\bin"
など)を指定します。
OKを押したら、OSを再起動します。
最後の手順はPHP用である部分が大きいです。





■PHPの設定
   以下の手順で行います。
d94b0371.GIF インストーラを起動します。
Nextを押します。
dfec46ad.GIF 規約を確認します。内容を確認できたら、
同意(I Accept...を選択)します。
Nextを押します。
8e34b134.GIF インストール先を指定します。
Nextを押します。
098fe1dd.GIF Webサーバのタイプを指定します。
[Apache2.2.x Module]を選択します。
Nextを押します。
ed03207b.GIF Apacheのコンフィグレーションディレクトリ
を指定します。デフォルトでは左記になり
ます。
Nextを押します。
php06.GIF インストールするモジュールを選択します。
以下2点を選択します。
・extentions配下のpostgresql
   postgresql呼び出し用モジュール
・extentions配下のMulti-Byte String
   マルチバイト処理ライブラリ
クリックし、「will be installed on local
hard drive」をクリックすれば選択できます。
Nextを押します。
40a0eec5.GIF 最終確認です。
このままインストールを開始する場合は、
Nextを押します。





■ApacheのPHP設定
   apacheのコンフィグレーションディレクトリ(例 : C:\Program Files\Apache Software Foundation\Apache2.2\conf)に移動し、httpd.confを編集します。

<IfModule dir_module>
    DirectoryIndex index.html
    DirectoryIndex index.htm
    DirectoryIndex index.php

</IfModule>
<Ifmodule dirmodule>セクションを
編集します。
オレンジの部分を追加します。
但しこれは必須ではありません。
「http://sumple.com/dir/」のように
ディレクトリだけ指定された際のデフォ
ルト検索ファイルの指定です。
.phpや.htmをフルスペルで指定させ
たい場合は、この作業は必要ありま
せん。 
<IfModule mime_module>
・・・(省略)
    AddType application/x-httpd-php .php
</IfModule>
<IfModule mime_module>セクション
を編集します。
セクションの最後にphpのmimeを追加
します。

phpの設定は以上です。
apacheの再起動をすれば、phpからpostgreSQLの呼び出しが可能になります。





■EUCでデータベースを作成
   pgadminⅢでデフォルト以外のエンコードを指定するとエラーが発生し、データベース作成
ができません。
以下の手順で行います。
※本手順にある環境変数"Path"が設定されていることが前提となります。
コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを入力します。
EUCの"sample"というデータベースが生成されます。
createdb -U postgres --locale=C --encoding=EUC_JP --template=template0 sample

拍手[0回]

PR
手順は単純なのでほとんど書くことはありませんが、覚書程度に。

Synapticパッケージマネージャを起動します。

以下のパッケージを導入します。

・FireStarter (ファイヤウォール)
・vsftpd (FTPデーモン)
・telnetd (telnetデーモン)



FTPデーモンは他のものもあります。
たとえばftpdがあります。
しかしFFFTPで一覧の取得ができないという問題が出る場合があるので、
本文章ではvsftpdを使用します。

vsftpdは、導入直後の状態で書き込み権限がありません。
/etc/vaftpd.confの内容を見ると、

#write_enable=YES

という一文があります。
root権限で注釈解除(先頭の#を除去)し、コマンドラインから

/etc/init.d/vsftpd restart

を入力しvsftpdを再起動します。
これで書き込みができるようになります。




firestarterはGUIのファイヤウォールです。
初回起動で初期設定をします。

7d33a228.GIF 「進む」をクリックします。
95eb00ef.GIF デバイスを選択し、「進む」をクリック
します。
fd24f62c.GIF 必要に応じ編集します。
ネーム解決の必要がなければそのまま
「進む」をクリックします。
8399cf08.GIF 「保存」をクリックします。
firestarterが起動します。
dd4696e8.GIF 「ポリシー」タブをクリックし、左のように
します。

192.168.1.0は、192.168.1.*からアクセス
できるように設定しています。

その下のペインは、アクセスできるポートを
設定しています。

設定を入力したら、ツールバーのチェック
マークを押します。
設定が反映されます。
 

拍手[0回]

ブラウザから、サーバのアドレスとユーザ名でアクセスする方法です。

たとえばサーバのipが192.168.1.200で、ユーザyellowが存在する
場合、

 http://192.168.1.200/~yellow/

で、ファイルシステム上の~yellow/public_html/に置いたファイルに
アクセスできます。



本文賞の作業は、ユーザディレクトリの操作以外はすべてroot権限で
行ってください。

以下のコマンドを実行します。

$ cd /etc/apache2/mods-enabled
$ ln -s /etc/apache2/mods-available/userdir.conf
$ ln -s /etc/apache2/mods-available/userdir.load
$ /etc/init.d/apache2 restart

このときuserdir.confを以下のように編集すると、ユーザディレクトリで
.htaccessを使用できるようになります。
(元の該当行は先頭に半角#をつけ、コメントアウトします。)

AllowOverride All

この後にユーザ権限でpublic_htmlディレクトリを作成します。
(~yellow/public_html/ のようなディレクトリです。)

Ubuntu10.04/10/10の場合、これだけだとユーザディレクトリでPHP
が動かせません。

PHPを動かしたい場合、更に設定が必要です。
(※/var/www/などでPHPが動く状態にあることが前提となります。)

(1) /etc/apache2/mods-available/php5.confを開きます。
(2) php_admin_value engine Offという一文がありますので、コメント
アウト(先頭に半角の#を付与)します。
(3) 保存します。

設定ファイルの編集ができたら、下記コマンドでapacheを再起動します。

$ /etc/init.d/apache2 restart




--------

現在はバーチャルドメインが主流のようです。
このやり方は古いのでしょう。

しかしローカルのテストで使用する場合、バーチャルドメインだとネーム
の解決がちょっとメンドウです。
この方法であればIPを直接指定できるのでネーム解決を考える必要が
なく、かつユーザ管理が楽です。

拍手[0回]

Ubuntu 10.04のインストールの説明をします。

10.04には通常版、NetbookEdition、日本語Remixとありますが、
導入手順は使用するCDイメージ(~.iso)を除いて差がありません。

VMWareを利用した画面になっていますが、Linux専用マシンと比較すると
VMWareの環境設定以外は共通となります。
VMWareを利用しない場合は、記事をそこまで読み飛ばしてください。

また全般、画像の色がおかしいのは編集上の都合です。ご容赦ください。


■■ VMWare仮想環境 ■■
VMWarePlayerは3.0.1の簡易インストールでは、日本語キーボード
(109キー互換)では認識がうまくいかず、パスワード入力ができません。

VMWarePlayer3.1の簡易インストールではパスワード入力などが可能
ですが、日本語環境でセットアップがされません。

なので簡易インストールを使用しない方法をご紹介します。

下記手順で環境構築し、CDドライブからCDイメージを起動してください。

0002_01.GIF VMWarePlayerを起動し、「新規仮想マシンの作成」
をクリックすると、左の画面が出ます。
「後でOSをインストール」を選択します。
0002_02.GIF Linux / Ubuntuを選択します。
0002_03.GIF 仮想マシン名と格納場所を入力します。
0002_04.GIF ディスク容量を指定します。
ここで指定するのは最大値です。
20GBと指定しても、使用容量が3GBであれば
3GB程度のファイルになります。
 
0002_05.GIF 作成完了画面になりますが、まだ完了しないでください。
ここで「ハードウェアをカスタマイズ」をクリックします。
 
0002_06.GIF 新規CD/DVDをクリックし、右ペインで
「ISOイメージファイルを使用する」をクリックし、
インストールイメージを選択します。
OKを押すと一つ前の画面に戻ります。
完了を押すと、VMWareの起動画面に戻ります。
仮想マシンを再生してください。


■■ Ubuntu10.04本体導入 ■■

0002_07.GIF CDから起動します。
日本語を選択し、
「Ubuntu10.04LTSをインストールする」
をクリックします。
0002_08.GIF 日本時間を選択します。
0002_09.GIF キーボードレイアウトを選択します。
日本語109が正常に認識されていれば、
セミコロンやプラスが正常に入力できます。
0002_10.GIF ディスク分割を決めます。
0002_10.GIF 名前、パスワードなどを入力します。
0002_12.GIF インストールを押します。
インストールが開始されます。
0002_13.GIF しばらくすると再起動を求められます。
この後バージョンにより若干表示が異なります。
CDブートしないようにCDを撤去し、Enterを押します。

VMWareの場合は、そのままEnterを押しても問題
ありません。
 

■■ VMWareToolsなど導入 ■■

VMWareToolがないと、ホスト-ゲスト間のコピーペーストができないなど
やや不便です。導入は任意ですが、導入したほうが作業が楽になります。

通常版および日本語Remixでは、VMWare標準のものを導入してください。

 0002_90.GIF VMWareでUbuntuを起動します。
起動状態でメニューバーから
「VMWareToolsのインストール」を押します。
0002_91.GIF インストールディスクがCDドライブにマウントされ、
VMWareTools~.tar.gzというファイルが表示されます。
CDドライブに書き込みはできませんので、ホームフォ
ルダなど書き込み権限がある場所に展開します。

展開先のフォルダからvmware-install.plを起動します。
(端末からroot権限で、”./vmware-install.pl”と入力します。)

途中いろいろ聞いてきますが、カスタムする必要がなければ
全部Enterを押すだけで導入できます。


netbook editionではこの記事を書いている時点で、VMWare標準の
VMWareToolsがうまく導入できません。

open-vm-toolboxの代用をお勧めします。
open-vm-toolboxは、メニューから

[システム] → [synapticパッケージマネージャ]

を起動し、[open-vm-toolbox]をインストール指定し適用を押して下さい。

■■ そのほか ■■

0002_80.GIF ここで紹介したすべてのエディションにおいて、ubuntu
ホームページが表示されます。
そこから検索するとGoogleの英語検索結果が出ます。
まずホームを日本語ポータルに切り替える必要があり
ます。

拍手[2回]

VMWareにUbuntu 10.04 netbook editionを導入してみました。

vmware0001_03.GIF  減色のため色がおかしいのはご容赦を。
編集の都合です。本物はちゃんとなめらか
な発色です。

通常版と異なり、デスクトップ一面がアプリ起動メニューになっています。
synapticパッケージマネージャなどの管理ツールもここから起動します。

netbook editionと謳ってはいますが、サーバとして使用する際の機能としては、
特に差分がないようです。

サーバ環境構築においては、ubuntu 10.04 通常版と大差ありませんでした。
差分としては、公式のVMWare Toolsが利用できませんでした。
これはsyinapticパッケージマネージャからopen-vm-toolsを導入することで代用
しました。



netbook editionは通常版にはない強みがあります。

vmware0001_02.GIF 通常版で端末を開いた画面です。
後述状態と比較のため最大化してあります。
 
vmware0001_04.GIF netbook editionで端末を起動した画面です。
以下の差分があります。

○アプリは最大化状態で起動
最大化状態で起動されているので、小さい画面では
使いやすいです。
電卓など一部アプリは最大化状態で起動しません。

○下のツールバーがない
代わりにアイコンで、上のツールバーに表示され
ます。アプリ切り替えはここで行います。
仮想デスクトップの切り替えは、初期状態では用意
されていないようです。

○最大化時にウインドゥタイトルがドッキング
最大化状態だと、上のツールバーの一部にドッキン
グされます。ここをダブルクリックすることで通常状
態でも表示可能です。

表示効率(解像度的・文字数的な)がよいので、狭い画面では著しく有効です。
仮想マシンであればその画面はサブ的な扱いになるかと思います。
実際、なかなかの使い心地です。

その他に、インストールした際のディスク消費量が若干減っています。

    apache2
    php
    postgresql
    php5-pgsql
    phppgadmin
    flashplugin-installer
    VMWareTools(通常版)/open-vm-toolbox(netbook edition)

VMWare環境にインストールした際の一式環境が、上記のものをインストールした
際のディスク占有量が、以下のようになっています。

通常版:3.42GB
netbook edition:2.97GB

約500MB。SSD環境などディスクサイズに制限がある場合は、有利かと思います。

拍手[0回]

カウンタ
ブログ内検索
忍者アド
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新トラックバック
最新コメント
[11/30 アオフン]
[10/18 ティンバーランド レディース]
[08/05 鍛冶屋の紅]
[08/01 渡邉英徳]
プロフィール
HN:
鍛冶屋の紅
性別:
男性
バーコード
アクセス解析
忍者ブログ [PR]

Designed by