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以前の記事にあるとおり、VMWarePlayer3から仮想マシンの作成機能が実装
されました。

今日、試しにWindows2000をVMWareに導入してみました。
Player経由ですが、VMWareToolsが無償で入手できました。

そのほかに、2.5.xではウインドゥのフォーカスが移っても、VMWarePlayerの
画面が前面に表示されてしまうという問題が、3では解消されています。
(問題ではなく、仕様かもしれませんが。)

Toolsが導入されてしまうのであれば・・・うむぅ。Workstationの存在価値が
いよいよわからなくなってきました。


それと、メモリ2G(グラフィックに512M割り当て)の環境でメモリ512Mに設定
した仮想マシンを2コ起動したところ、ホストOSを含め全体の挙動が重たく
なりました。
これは以前にも経験があり、仮想メモリが物理メモリ上に展開していなくても、
仮想メモリが物理メモリサイズに近づくとおきる現象です。

急遽メモリを4Gにしたところ、挙動は安定しました。

2.5.xが急激に色あせて、別物にすら見えてきました。
マシンごと塩漬けにしてある2.5.x環境以外は、すべて3で統一するつもりです。

しかしまぁ成り行きとはいえ、塩漬けマシンが一番贅沢な構成であるという点は
なんとも・・・。

0014.JPG
 導入記念で1枚撮影。
20インチワイドモニタを縦に配置して常用しているので、
1024×768のクライアントマシンを縦に2つ配置できます。
ホストOSのメニューは重なってしまいますが、常時
「自動的に隠す」をONにしているので問題ありません。

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[確認環境] Ubuntu9.04 / 9.10 / 10.04

サーバを立てる際には、一般的に固定IP接続をします。
※LAN環境下でDHCP、DDNSサーバを構内で運用している場合などあります。
 その際、本作業を行うとネットワーク環境に問題が発生する可能性があります。
 詳細は組織内のネットワーク管理者にお問い合わせください。

なおVMWareで本作業を行う場合、仮想マシンのネットワーク設定を「ブリッジ」に
してください。

0010_1.JPG (1)
ネットワーク接続設定画面を起動します。
0010_2.JPG (2)
Auto eth0を選択し「編集」ボタンを押し
ます。
0010_3.JPG (3)
「IPV4」タブを選択します。
アドレスの「追加」ボタンを押すと、アドレス
の入力ができるようになります。
アドレス、ネットマスク、ゲートウェイを
それぞれ入力し、更にDNSサーバも入力
してください。
最後に下部の「適用」ボタンを押してください。
0010_4.JPG (4)
画面の中の「ネットワークアイコン」をクリック
し、ドロップメニューから「Auto eth0」をクリッ
クしてください。ネットワークの再接続が行わ
れます。
再接続に成功すると、固定IPが反映されます。

なおVMWareで固定IPを行う場合、ネットワーク設定をブリッジにしておく必要が
あります。

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Ubuntu9.10のサーバ環境設定を作りました。
   9.04→アップデートではなく最初から9.10を使用する場合は
   そちらをご参照ください。

Apache、PHP5、postgreSQL、perlの環境構築を目指します。
目指すとは、当方で動作確認した方法もあわせて記載することに
より、参照された方にも動作環境を確認していただき、完成をご
確認いただくといった意味合いです。
なお事前に固定IPにしてあることを前提としています。
またroot権限で作業をしていることを前提としています。

・Apache2
・PHP5
・PostgreSQL
・phppgadmin
・Perl

(1)パッケージのインストール
  0004_18.JPG synapticパッケージマネージャを起動し、
以下のものをインストールします。
    ・"apache2"および関連
    ・"php5"および関連
    ・"postgresql"および関連(8.3)
    ・"php5-pgsql"
    ・"phppgadmin"

      
 注)表記してあるもののみを選択します。 関連とは依存パッケージのことで、
    たとえば”php5”などを選択すると、自動的に依存パッケージが表示されます。
    作業者が能動的に選択する必要はありません。

(2)Apacheの確認
  ubuntu0001_01.JPG ブラウザを起動し、アドレスにIPアドレスを
入力してください。
左のような画面が表示されればOKです。

(3)Perlの確認
  ここまでPerlをインストールしていませんが、Ubuntu9.04の場合、初期状態
で導入されています。

Perlのスクリプトは、デフォルトで/usr/lib/cgi-bin/に配置できるようになって
います。以下の内容でtest.cgiを作成してください。
#!/usr/bin/perl

print "Content-type: text/plain\n\n";
print "Hello, CGI\n";
最後の行は改行を忘れないでください。

作成したら、chmodで実行権限 をつけます。
chmod 777 test.cgi
  ubuntu0001_02.JPG ブラウザを起動し、アドレスを入力して
ください。IPアドレスが192.168.1.92の
場合は、

http://192.168.1.92/cgi-bin/test.cgi

になります。
左のような画面が表示されればOKです。

(4)PHPの確認
  PHPスクリプトは、デフォルトで/var/www/に配置できるようになって
います。以下の内容でtest.phpを作成してください。
<?php
        print "hello php";
?>
最後の行は改行を忘れないでください。

作成したら、chmodで実行権限 をつけます。
chmod 777 test.php
  ubuntu0001_03.JPG ブラウザを起動し、アドレスを入力して
ください。IPアドレスが192.168.1.92の
場合は、

http://192.168.1.92/test.php

になります。
左のような画面が表示されればOKです。

(5)postgresqlの設定
  ここは他よりしんどい作業になります。注意して作業を行ってください。

postgresはデフォルトのデータベースが日本語に対応していません。
なのでデータベースそのものをどうにかしなければなりません。
今回はデータベースを再生成します。
なおここでご紹介する手法では、古いデータベースの内容を破棄します。
なので、postgresの導入直後に作業することをお勧めします。

以下、Ubuntu端末画面のコマンド入力です。なおコマンドが長くなっているため、
一部改行してしまっています。注意してください。
薄い青字は注釈です。オレンジはメッセージです。実際はこの色で表示されません。
バージョン(下記では8.3)が変わっている可能性がありますので注意してください。
  root@ubuntu:/home/yellow# /etc/init.d/postgresql-8.3 stop
 * Stopping PostgreSQL 8.3 database server                               [ OK ]
        →  postgresを停止
root@ubuntu:/home/yellow# cd /var/lib/postgresql/8.3/
        →  DB本体のファイルがあるディレクトリに移動
root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# mv main main.backup
        →  旧DBを念のためバックアップ(移動)
root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# mkdir main
        →  新しいDB用のディレクトリを生成
root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# chown postgres:postgres main
        →  ディレクトリオーナの変更
root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# su - postgres
        →  権限をpostgresに変更
postgres@ubuntu:~$ /usr/lib/postgresql/8.3/bin/initdb -D  /var/lib/postgresql/8.3/main -E UTF8 --no-locale
The files belonging to this database system will be owned by user "postgres".
This user must also own the server process.

The database cluster will be initialised with locale C.
The default text search configuration will be set to "english".

(中略)

Success. You can now start the database server using:


    /usr/lib/postgresql/8.3/bin/postgres -D /var/lib/postgresql/8.3/main
or
    /usr/lib/postgresql/8.3/bin/pg_ctl -D /var/lib/postgresql/8.3/main -l logfile start

        →  データベースファイルを生成(※1)

postgres@ubuntu:~$ exit
logout
        →  postgres権限終了

root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# ln -s /etc/postgresql-common/root.crt main/root.crt (※3)
root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# ln -s /etc/ssl/certs/ssl-cert-snakeoil.pem main/server.crt
(※3)
root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# ln -s /etc/ssl/private/ssl-cert-snakeoil.key main/server.key (※3)
        →  DBに必要なシンボリックリンクを作成(3つ)

root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3# /etc/init.d/postgresql-8.3 start
 * Starting PostgreSQL 8.3 database server                               [ OK ]
        →  postgresを起動(※2)
root@ubuntu:/var/lib/postgresql/8.3#
   ※1:デフォルトだと「--no-locale」オプションがないため、2バイト文字が扱えません
 ※2:ここで起動失敗(OKではなくfail)が出るようであれば、手順が誤っています。
         作成したmainディレクトリを削除し、作業をやりなおしてください。
         どうしてもダメだった場合、main.backupをmainに書き戻してください。その際
         日本語はDBデータとして使えません。
 ※3:この手順はUbuntu9.04/Postgresql8.3の手順です。

(6)postgresのユーザ追加
  postgresユーザ(DBアクセス専用)を追加します。
このユーザはPostgresDBに登録され、Linuxユーザには登録されません。
今回はサーバで複数のユーザを扱うことを想定していません。
PHP経由でスーパユーザアクセスのみ想定しています。

以下、Ubuntu端末画面のコマンド入力です。なお薄い青字は注釈です
  root@ubuntu:/home/yellow# su postgres
        →  権限をpostgresに変更
postgres@ubuntu:/home/yellow$ createuser -P xxxxxx
        →  xxxxxxというユーザを作成(適宜変更してください)
Enter password for new role:
Enter it again:
        →  パスワードの入力&再入力
Shall the new role be a superuser? (y/n) y
        → スーパーユーザー権限の付与
postgres@ubuntu:/home/yellow$ exit
       
→postgres権限の終了

(7)phppgadminの確認
  デフォルト状態では、Ubuntuのローカルアクセスにしか対応していません。
とりあえずローカルから確認します。
  phpPgAdmin1.JPG ブラウザを起動し、アドレスを入力してください。
アドレスは、

http://127.0.0.1/phppgadmin/

です。

左のような画面が表示されればOKです。
  phpPgAdmin2.JPG 左袖の「PostgreSQL」をクリックすると、
ユーザ名とパスワードの入力を求められます。
(6)で登録したものを入力します。
  phpPgAdmin3.JPG 認証に成功すると、左のような画面が出ます。
ここでDB作成や編集など、一通りの作業が出来ます。

(8)phppgadminの設定変更
  (7)でも書きましたが、phppgadminはデフォルト状態でローカルアクセス
(http://127.0.0.1/かhttp://localhost/)にしか対応していません。
必要に応じ変更することができます。必須ではありません。

まず、/etc/phppgadmin/apache.confを修正します。
Alias /phppgadmin /usr/share/phppgadmin/

<Directory /usr/share/phppgadmin/>

DirectoryIndex index.php

Options +FollowSymLinks
AllowOverride None

order deny,allow
deny from all
allow from 127.0.0.0/255.0.0.0 ::1/128
allow from 192.168.1.0/255.255.255.0 ::1/128
# allow from all

<IfModule mod_php5.c>
  php_flag magic_quotes_gpc Off
  php_flag track_vars On
  php_value include_path .
</IfModule>

</Directory>
この例では、オレンジの部分を追加しています。
http://192.168.1.*/からアクセスできるように変更しました。

変更を適用するには、apacheを再起動してください。
root@ubuntu:/etc/phppgadmin# /etc/init.d/apache2 restart

(9)/var/wwwでPerlを実施するための設定
  /etc/apache2/sites-available/default を編集します。
以下のエントリ(/var/www)のオレンジの部分を追加します。
  <Directory /var/www/>
    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews +ExecCGI
    AddHandler cgi-script .cgi .pl
    AllowOverride None
    Order allow,deny
    allow from all
</Directory>
  変更を適用するには、apacheを再起動してください。
root@ubuntu:/etc/phppgadmin# /etc/init.d/apache2 restart


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BitTorrentという名前は知っていました。

でもWinny等と同じP2Pソフトウェアであることを知っていたため、導入の
検討すら忌避していました。

先の記事に書いたとおり、現在Ubuntu9.10は直接ダウンロードできず、
BitTorrentか、同9.04からのアップデートしか利用できません。

この際BitTorrentとは何者か、ということを確認しておこうと思います。

BitTorrentはWinnyと同じく、BitTorrent経由でダウンロードした
各ユーザ(アプリ)が、部品を二次的に配布するという構造を持っている
ということです。
一方で第一次(一番最初)の配布元が配布している「.torrent」というファ
イルがないとダウンロードできません。

つまりWinnyと異なり匿名化することが不可能で、配布元が明確である
という特徴を持っています。

配布元が明確であれば、Winnyの最大の問題である個人情報漏洩等
が最低限で防げます。(たとえば違法なものを配布したとしても、身元
が簡単に割れてしまうということです。)

一方でBitTorrentを常駐させなければ、二次的配布に協力することが
できません。


それらの情報からの推測ですが、BitTorrentはいつ動くかわかりません。
なんだか不審な動きは、ウィルス感染などに見えてしまい不安です。
また部分ファイルを改竄しウィルス等をダウンロードできるようなものに
摩り替えることができるかもしれません。

とどめに、これは推測ではありませんが。
思い切り下品に「Bittorrent エロ」で検索をかけてみました。

0009.JPG


574,000件。大量にに引っかかります。
要するにそういった使い方ができるということでしょう。
どうやって「オタカラ」を入手するのか、安全性がどうかとか、もう調べ
る意思すら沸きません。配布者が明確とか、もう関係ないんでしょう。

赤信号 みんなで渡れば 怖くない

そんな声が聞こえるようです。


会社のセキュリティ部門などで「WinnyなどのP2Pソフトの使用禁止」
を謳っているところが少なくありません。
そういうところでは、BitTorrentも同様の扱いにしている可能性が高い
と思います。

結論として、やっぱり念のため使用しない方が安全でしょう。

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